現代の保険診療における弱点は、「不定愁訴」「慢性疲労」「慢性的な痛み」など「うまく表現できないつらさ」、すなわち不定愁訴に対する個別の診断と治療であるといえる。ストレス社会、偏食傾向、超高齢化社会といった社会的背景から生み出されるこれらの症状に対し、十分な問診と精神的疾患の鑑別が必要なことは言うまでもないが、ここで精神的疾患を除外したのちに、上記の不規則な生活や偏食から引き起こされる栄養不足状態から引き起こされる不定愁訴を解決することができるのは、【分子整合性医学】に基づいた「栄養解析」であるといえる。健診で異常値とされない中にも、データを深く読み込むことで、各個人の体に不足している物質をピックアップでき、必要な物質を補うことで、身体のパフォーマンスの向上が期待できる。このような観点から、現在の保険診療では補うことが困難な栄養素の補給、または内服治療が必要とまではいかないが、体質改善が望ましいと思われる方に、テイラーメード方式でサプリメント販売を行ってゆく。
我が国が誇れる医療分野においても、いまだ医療機器として足りないモノ、改良したらもっとよくなるモノ、医療事故をふまえ、事故防止のために必要なモノは山積している。現場の医師や看護師の声をダイレクトに汲み上げ、オリジナリティと信頼性の高い医療機器を積極的に提案、開発し、モノづくりニッポンの存在感を医療分野でさらにアピールしてゆく。現在、ガーゼカウンター、針カウンターなど、手術分野で必要な物品の開発を手掛けている。